12/04/06 12:03:31.96 0
入試は、いつの時代も子どもや保護者にとって大きな問題だ。
その入試や学校選び、就職などについて、今週から紹介していきたい。
第1回は今年の東大合格者高校別ランキング。東大生も「東大からの人」
「東大までの人」などと揶揄されるが、東大に強い学校はどこか。
ベスト10の表を見ると、すべてが中高一貫校。首位の開成は14年ぶり3度目の200人超えで31年連続1位。
前期入試の国語の問題が、学校の定期テストに出題されていた幸運もあり、この快挙となった。
ベスト10に初めて入ったのが渋谷教育学園幕張(渋幕)。同校の49人、
駒場東邦の69人は学校の過去最高記録を更新し、聖光も過去最高タイだ。
渋幕は、1983年創立の新しい学校。学校説明会で保護者に、どういった教育を行うか、マニフェストを提示して
父母の支持を得て実績を伸ばした。駒場東邦と聖光は面倒見の良い教育が実績に結び付いた。
中学受験の塾講師は「(開成など)トップ進学校では生徒の自主性に任せる学校が多く、
それを心配する父母に信頼され伸びました」と話す。
こうした新・進学校の台頭で、20年前の常連だった桐蔭学園、武蔵、ラ・サール(鹿児島)などが
ベスト10から転落。明暗が分かれた。
桐蔭は生徒の多さで、敬遠されているのか。今は新しい中等教育学校と中高一貫校の2校になったが、
それでも中高の卒業生は1000人を超える。生徒の層が幅広い上に、「子どもに目が行き届くのかを心配する親が多い」(地元の塾関係者)。
武蔵は中学入試で麻布、開成とともに御三家と言われているが、実績では2校に大きく離された。
「旧制高校だったこともあって、受験をあまり意識しない教育で、物足りなさを感じる保護者も多いようです」と塾講師は言う。
ラ・サールは東大より医学部志望者が増えた。さらに、九州全体から生徒を集めていたが、長崎の青雲など
地元私立で伸びているところも出てきて、分散されたのか。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)