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そして羅津から潮の流れに乗って南下すれば、佐渡島、さらにその先の新潟にぶつかります。
中国が佐渡島と新潟に拠点を作ることができれば、日本海は中国の“内海”化する危険性があります。
中国側から見れば、だからこそ拠点となる新潟市に広大な土地を求めていると言えます。
まさに日本の安全保障に関わる問題なのです。
そもそも、このような事態を招いたのは、北京にいる丹羽宇一郎大使らの気概なき外交です。
昨年7月、日本政府は北京に新しい日本大使館を完成させましたが、中国政府は申請のなかった吹き抜けが建築されているとして
使用を認めませんでした。そのうえで新潟と名古屋の土地の買い取りについて、日本政府に便宜をはかるよう要求してきたのです。
この筋違いの要求に、丹羽氏らはうろたえたのでしょう。そして本省に泣きついたのではないでしょうか。
葉光一郎外相、野田首相の了承を経て、「中国側の要請に関連国際法に従って協力する」との口上書を中国側に提出しました。
この前代未聞の屈辱的な対応の結果、その2日後には日本大使館の使用許可が下りました。
明らかにバーターによる妥協であり、丹羽氏と日本政府はまんまと中国の罠にはまったのです。
丹羽氏は伊藤忠商事の元会長で、商社マンとしては有能だったのかもしれませんが、
一体、氏には日本人としての矜持があるのでしょうか。
こんな人物を大使に任命した民主党政権の責任は極めて重いと言えます。