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25年ぶりに自動車学校に行った。ふと、大型自動二輪免許が欲しくなったからだ。仕事が休みのたびに教習に通って感じたのは、
自身の体力の衰えと、指導員の態度の違いだった。
四半世紀前、普通二輪(当時は中型と言った)の教習の時は「こらー、何やってんだー」というふうによくしかられた。
今は「次は坂道発進でございます」という具合で、こちらが恐縮するほどだ。自分がおじさんだからかと思ったら、
若い生徒にも実に丁寧に接しているではないか。
若者の車離れ、免許離れが言われて久しい。自動車メーカーが「免許を、とろう」とコマーシャルを流すほどだ。
この調子で少子化が進めば、自動車学校にとって生徒はますます大事な「お客さま」になる。
懇切丁寧に教えてくれるのは結構なことだ。だが、自動車学校間の競争が激しくなるあまり、生徒を過剰に甘やかし、
「指導員激甘!」といった宣伝がされるようになっては困る。人命に関わるライセンスなのだから。【長沢英次】
ソース 毎日新聞 2012年04月04日 中部夕刊
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