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★20~40代女性、続く自分探し…出世に迷い
・3月中旬、東京・代官山のおしゃれなカフェで開かれたキャリアセミナー。参加者は、日常生活が
なんとなく物足りなく、「今の自分を変えたい!」という願望を胸のうちにしまいながら、一歩
踏み出せない20~40代の女性が多い。
「いまの職が性(しょう)に合っていない気がして…。転職のきっかけをつかみたい」と事務職の
女性(29)は参加の動機を語る。
セミナーを主催した「はぴきゃり」代表取締役の金沢悦子(43)はいう。
「目指すべき方向が分からずに自分探しを続ける若い女性は少なくない」
日本社会で女性リーダーが少ない理由のひとつに、職場での自分の立ち位置がつかめない
女性側の不安がある。
昭和61年に男女雇用機会均等法が施行、企業で総合職の女性登用が本格化して四半世紀
以上がたつが、女性たちの悩みは尽きない。
この会社でずっと働き続けていいのか-。一通り仕事を覚え、昇進話が出始める30代と
なってもこう悩む女性は少なくない。出産、育児とキャリアの両立という問題に直面するからだ。
経営コンサルティング会社「プロノバ」社長の岡島悦子(45)は、均等法成立後の3期生として
大手総合商社に入社した女性総合職の先駆けだ。当時、同期は男性150人に対し女性は
2人だけだった。
「権利だけ主張する女性は淘汰(とうた)され、空気を読んだ女性は男性化することで
自分の身を守ってきた」
岡島はこう振り返る。「出るくいは打たれる」企業風土の中で、女性たちは仕事中は普段より声の
トーンを低めるなど男性社会に順応しつつ、男性と同等かそれ以上に猛烈に働いて今の地位を築いてきた。
ところが、そうした生き方はいま、若い女性の共感を呼んでいないようだ。就職関連業界の
関係者はその理由をこう説明する。
「子供を産みながら働き続ける大変さを先輩から聞かされてきた若い世代は、そこまで
頑張りたくないと思ってしまう」(>>2-10につづく)
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