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08年に妻(当時40歳)が出産後に死亡したのは静岡済生会総合病院(静岡市駿河区)の医療ミスだとして、同市に住む夫の会社員、
大石芳裕さん(46)と長女(3)の2人が3日、同病院を運営する社会福祉法人「恩賜財団済生会」に慰謝料など約9100万円を求める
訴えを静岡地裁に起こした。記者会見した芳裕さんは、「(妻は)何も処置されないまま亡くなった。病院からきちんとした説明もない」と話した。
訴状によると、妻の精子(せいこ)さんは08年11月23日午後6時ごろ、同病院で長女を出産。
出産前から最大で200近くに血圧が上昇し妊娠高血圧症候群の症状が出たが、
病院は一度降圧剤を投与した以外は鎮痛剤を投与しただけで、適切な処置をしなかったとしている
精子さんは脳出血を起こし、翌24日午前8時に病室で死亡しているのが発見された。
同病院は、「訴状が届いてから対応を検討したい」と話している。【平塚雄太】
ソース 毎日新聞
URLリンク(mainichi.jp)
訴状によると、精子さんは2008年11月23日午後5時ごろ、入院。最高血圧が190に達したため、
降圧剤を投与され、同5時53分ごろ、長女を出産した。翌24日未明から朝にかけて最高血圧は
160~198で推移したが、病院は投薬などの対処をせず、24日午前8時ごろ、死亡が確認された。
学会の管理ガイドラインでは、最高血圧が160以上の妊娠高血圧症候群は「重症」で、投薬が必要な
状況とされているという。
URLリンク(mytown.asahi.com)
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