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★夏の賞与、民間は0.4%減 最低レベルの36万6000円
・みずほ証券が4日発表した2012年夏のボーナス支給額予想によると、民間企業(従業員
5人以上)の1人当たりボーナス支給額は前年夏と比べて0.4%減の36万3000円で、
1990年以降で最低水準となる見通しという。
2年連続のマイナスで、支給月数は1.00カ月と前年夏と同水準の見込み。東日本大震災
以降も欧州債務危機やタイの洪水など企業業績を圧迫する材料が相次ぎ、ボーナスが
目減りする要因になったという。
非正規労働者の増加などを背景に、ボーナス支給総額も1.1%減の12兆9200億円と、
2年連続のマイナスを予想している。
ただ、円高水準の修正など企業を取り巻く経営環境は好転の兆しも見せており、みずほ証券は
「ボーナスは業績の回復とともに徐々に増加する」とみている。
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