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衛星放送の有料番組がタダで視聴できるという触れ込みのカード「ブラックキャスカード」が、
インターネット上で堂々と販売され問題になっている。
通常、衛星放送の有料番組はデジタルチューナーに「B-CASカード」を差し込んで視聴するが、
この海賊版カードが「ブラックキャスカード」。これを使えば、WOWOWなどのBSや、
CS放送の有料エロチャンネルなど、ほぼ全チャンネルが無料で観られるというシロモノだ。
「正規版が赤色、青色に対し、その名の通り黒色なのがいかにも海賊版。
現在はネットの専門サイトで期間数量限定で販売されており、毎回、注文受付と同時に売り切れる人気ぶりです。
申し込むと台湾経由で送られてくるのですが、以前は1枚約8万円とやや高めでした」(事情通)
しかし今年3月に入り、台湾以外のものも出回り始めた頃からダブつき始め、値下がりの動きが出ているという。
「2月には5万円、最近では2万円代のものまで出てきています。
売り手は『販売状況を見ながら値下げする』と言っていますから、まだ下がるでしょう」(ネットライター)
また、今のところ主な購入者は個人ユーザーが多いが、この値下げとともに「アダルト番組観放題」をウリにするラブホテルや
一部のネットカフェなどにも出回り始め、さらにコピーガードの解析目的で購入するマニアまで現れているというから厄介だ。
「スクランブル解除のキーさえ見つかればカード自体のコピーは簡単。
長く売れる商品とは思えないので、売るなら今のうちでしょう。これからじっくり研究しますよ」(某ハッカー)
しかし、有料放送のタダ観はどう考えても犯罪のニオイがする。前出のライターが言う。
「要はグレーゾーンを巧みにかいくぐったアングラ商品。今のところ海外で製造されている点が法的な訴えを困難にしていますが、それも時間の問題です」
BS放送4社は「厳正に対処する」との声明を発表、不正競争防止法違反の観点から刑事告訴の検討に入り、政府もこれを後押しする構えだ。
とはいえ、本格的な対策が講じられるにはまだ時間がかかりそうで、「この間を狙って大量の在庫が激安価格で捌かれ出回る可能性は高い」(前出・事情通)という。
決着がつくのはいつか。
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