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東京薬科大学、防衛医科大学校、東京大学の研究グループは、
痛風などを引き起こす高尿酸血症が、腎臓ではなく、腸管からの
尿酸排出機能の低下が主な原因で起こることを突き止めた。従来
考えられていたのとは違う仕組みで、新しい治療薬や予防法の開発につながる。
成果は4日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に掲載される。
高尿酸血症は血液中に尿酸がたまる生活習慣病の一つで、関節が激しく痛む
痛風の他、高血圧や脳卒中などを引き起こす。以前の研究から尿酸を排出する
ポンプの役割をする「ABCG2遺伝子」が働かないことが疾患の原因と分かっていたが、
どんな仕組みで発症するのかは不明だった。また一般的に、腎臓の排出機能低下が主な要因だと考えられていた。
ABCG2が働かない高尿酸血症患者644人を調べた所、腎臓からの尿酸排出は増えたが、
尿酸の合成が増えて発症する高尿酸血症に最大2・3倍なりやすくなった。
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