【東日本大震災】福島県内の知的障害者施設の入所者150人 続く避難生活at NEWSPLUS
【東日本大震災】福島県内の知的障害者施設の入所者150人 続く避難生活 - 暇つぶし2ch2:ゴッドファッカーφ ★
12/04/03 09:46:02.26 0

>>1のつづき)

一般客と障害者の利用スペースは施錠式ドアなどで仕切られ、出入りも障害者は正面玄関ではなく裏口。
ある施設職員は「障害者と触れ合う機会をつくるのも、社会教育施設の役目ではないのか」と漏らす。

一方、食堂は共用で一般客がいる時は食事時間がずらされるため、生活リズムの変化に敏感な障害者は
パニックを起こしてしまう。食堂の利用時間は片付けを含め30分。食べ切れない入所者は容器に
詰め替えて部屋で食事を取る。

人手不足も深刻だ。震災後、放射線を心配して福島を離れる職員が続出。震災前より職員数が3割も減り、
夜勤や勤務時間を増やしてしのいでいる。東洋学園職員の堀川国芳さん(46)は「職員が足りず、入所者の
気分転換になるバスでの外出も週1回ぐらいが限度」と話す。入所者に付き添って鴨川で9カ月間生活し、
福島に戻った後も原発から約10キロの富岡町の自宅に戻れない。郡山市に避難する両親と離れ、
いわき市の仮設住宅で1人暮らしを続けながら職場に通う。「震災直後から親を置いて入所者に付き添って
います。母が、ほぼ寝たきりの父の面倒を見ているので心配です」

◇ 見通し 

県の災害対策本部は2月下旬、県内の避難所がゼロになったと発表。東洋学園の入所者らが身を寄せる
2施設は国との調整が遅れ、介護が必要な障害者らを受け入れる「福祉避難所」に指定されていない。
本来なら国が負担する運営費も協会が立て替え、山田荘一郎理事長は「これ以上指定が遅れれば資金
ショートを起こす」と頭を抱える。

また、自然の家は8月に退去期限を迎える。県障がい福祉課は行き場がなくならないようにすると説明
しているが、具体策は決まっていない。東洋学園の三瓶佳治・成人部長は「私たちは忘れられた存在なのか。
千葉県のように古里でも人道的な対応をしてほしい」と求めている。

(おわり)


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