12/04/02 00:21:48.62 0
北陸の回転ずし業界で、高級魚や地物ネタを扱う地場の「グルメ系回転ずし」が、店舗の
大型化や県外出店を進めている。低価格均一の大手チェーンの進出で「全国有数の激戦 」(関係者)に
拍車が掛かったが、業界内では意外にも「グルメ系と低価格店のすみ分け ができてきた」との
声が多い。地場各社は「ライバルはグルメ系」とみて攻勢を掛ける。 (牧内祐希)
「4月1日をもって閉店」。金沢市久安2丁目の「すし食いねぇ!金沢久安店」を訪れると、
こう書かれた張り紙が目に入った。この店から直線距離で約1キロ離れた同市有松 2丁目には一皿105円均一の
スシロー金沢有松店がある。「低価格店に負けたのか?」 と思い、「すし食いねぇ!」を運営する
ドマックス(白山市)に聞いてみると、どうやら 違うようだ。
「売り上げは前年を超えてますから、それはないですね」と担当者は即答。ではなぜ閉 店するのか。
担当者は「大型店にリニューアルして、17日に小松市沖町に移転します」 と続けた。開業16年で
老朽化し、敷地の狭い土地で店舗を建て替えるよりは、別の広い 土地で大型店を出す方がいいと判断したという。
席数が「100を超えると大型」(関係者)とされる回転ずし店で、小松市に構える新 店は
125席。担当者は「大型店はお客さまの待ち時間が短い。子供連れのファミリー客 をもっと取り込みたい」と話す。
大型店といえば、ビジョンワールド(金沢市)が昨年末に同市二宮町に開業した
「海天 すし金沢駅西店」もある。席数は「これまでにない」(担当者)約160席。訪れてみる と
「とにかく広い」という印象を受けた。
同社は白山市内にあった小型店2店を閉鎖して2倍ほどの広さの大型店を出したかった という。
担当者は「回転ずしは客の回転が命。お客さまを待たせずに稼げるときに稼ぎた い」と語る。
>>2へ続く
URLリンク(www.hokkoku.co.jp)
前スレ(★1:2012/04/01(日) 19:50:03.32)
スレリンク(newsplus板)
2:[2/2]@再チャレンジホテルφ ★
12/04/02 00:22:13.57 0
>>1の続き
「県外」に出店する地場回転ずしも多い。
「金沢まいもん寿司」を展開するエムアンドケイ(金沢市)は今年2月、
業界内では珍 しいあわら温泉(あわら市)の旅館内に出店。
「もりもり寿し」のウエノフーズサービス (同)は
3月28日に京都府久御山町のイオンモール久御山に新店を開業した。
「かいおう」を展開する海王コーポレーション(高岡市)は3、4月に東京で続けざま に出店。
今後は横浜市や三重、滋賀県へ店舗網を広げる予定で、海外進出も検討している 。
「氷見きときと寿し」を運営する丸長商事(白山市)も昨年9月に三重県進出を果たす など県外出店に積極的だ。
スクラップ・アンド・ビルドによる大型化や県外出店の背景には「飽和状態」(関係者 )の店舗数が影響している。
石川県内の業界関係者によると、全国の回転ずし店は1店当たりの商圏人口が4、5万 人だが、約50店がひしめく
金沢市と周辺市町では1店当たり1万人余りの計算で激戦地 だ。海王コーポレーションの田中昌彦副社長は
「激戦地よりも、売り上げがより見込める 都市圏や県外に出す方がいい」とする。
北陸では2006年にくら寿司(堺市)が出店して以来、スシロー(大阪府吹田市)、 はま寿司(東京)
といった低価格均一の全国チェーンの進出が続いた。かなり痛手を受け ていると思っていたが、地場各社に聞くと
「グルメ系の業績は落ちていない」とする店が 多かった。エムアンドケイによると、低価格店の客は
ファミリーレストランなど他の外食 店から流れた家族連れがほとんどだという。
総務省の家計調査(都道府県庁所在地・政令指定都市)によると、1世帯のすしの年間 支出額は09年から
3年間の平均で金沢市は1万9426円で2位、富山市は1万602 7円で10位につけ、北陸人のすし好きは明らかだ。
石川県内のグルメ系店の関係者は「すしの味にうるさい北陸の人は、全員が低価格店へ 行くわけではなく、
グルメ系を選んでくれる。低価格店とのすみ分けはできてきたし、勝 負はグルメ系同士の競合だ」と語る。3年後には
北陸新幹線金沢開業が迫っている。観光 客のパイの奪い合いも一層激しくなりそうだ。
3:名無しさん@12周年
12/04/02 00:25:28.93 HM0PGEVX0
カジキばっか出る北陸
確かに石川のセリ場は活気ある
丸魚、石川魚市