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東京電力は1日から企業向けなどの電気料金を値上げしましたが、茨城県大洗町の水族館では一方的な値上げは納得できないとして、
東京電力と引き続き契約するものの値上げ分の支払いは拒否する方針です。
茨城県大洗町にある「アクアワールド・茨城県大洗水族館」は、サメやマンボウなど600種類余りの魚を飼育しています。
水槽の温度管理や、ろ過装置を24時間動かすため、大量の電力を使い、年間の電気料金はおよそ1億3000万円になります。
東京電力とのこれまでの契約は3月31日で終わり、今月以降はおよそ20%、年間の料金にして2600万円余りの値上げを求めてきたことから、
水族館では、民間の電気事業者との契約を検討しました。
しかし、いずれも供給が追いつかないとして契約できず、東京電力と1日から引き続き契約することになりました。
水族館には、首都圏各地などからおよそ100万人が訪れていましたが、震災で被害を受けたことや原発事故の影響などもあって、
昨年度の入場者は例年の7割ほどに落ち込みました。
水族館は厳しい経営状況のなか、一方的な値上げは納得できないとして、値上げ分については請求が来た時点で支払いを拒否する方針です。
大洗水族館の河原井忠男館長は、「万一、電気が止められると生き物が死んでしまうので東京電力と契約を結びましたが、
一方的な値上げで納得できません。値上げ分については支払うつもりはありません」と話しています。
NHK 4月1日 16時27分
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