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《底辺への競争(Race to the bottom)》すら知らないバカが多過ぎ
■生活保護の解決…公費負担の割合を増やして、生活コストの引き下げ
生活保護の解決は、隣接する問題とトータルで考えなければいけない。生活保護だけを見ていても、生活保護の問題はわからない。
《中収入でも中支出で暮らせる社会》にするしかない。要するに、『子育て費・教育費・住宅費などの生活コストを下げていく』。
生活コストがそんなにかからない社会になっていけば、そんなに高い収入が得られなくても、生活ができるようになる。
『今は、支出はどんどん増えて行っているのに、収入はどんどん下がっている』。公費負担の割合(≠金額)が減り、大学などの教育費や、保険料はどんどん上がっている。
因みに、インフレになっても、問題は解決しない。
社会保障費はインフレと連動する支出なので、インフレになれば、公費負担の割合が増えない場合、保険料も引き上げになる。
■公費負担の割合(≠金額)を斬り刻み続けた先に待つ未来…《底辺への競争(Race to the bottom)》という現実の絶望
「公的扶助のレベルが落ちると、それに合わせて賃金が落ちる。また、それに合わせて公的扶助が落ちて、また、それに合わせて賃金が落ちて行く……」
と、『終わりがないエンドレス』(当然、可処分所得も減り、デフレになる)。
だから、全体を転換していかなければいけない。
◆底辺への競争 - Wikipedia URLリンク(ja.wikipedia.org)
■「公費負担の割合を増やして、生活コストを下げるなんて、そんなの難しい」と言う人がいるが…
そりゃあ、何だって簡単ではない。
では、2012年までの10年間で雇用者報酬は2割減少したが、その2割を増やして、1990年代後半レベルにまで戻せるか?難しい。別の方法を考えなければいけない。
そして、「公費負担の割合を増やして、生活コストの引き下げ」は、それよりは簡単にできる、建設的なビジョン。