12/04/01 11:11:53.80 CHwy6Ka10
機会平等が先、というのは正論。
しかし、差別撤廃先進国（男女差別だけではなく、民族差別などすべて）
では、実現過程で、機会平等を実現するのは難しいということがわかった。
法整備し社会制度を整えればよいわけではなく、
人間の意識や社会の環境を変えなければ機会平等は実現できない。
貧家の子と富家の子は、法律上は、機会平等。
しかし現実には、同じ優秀な学力を持っていたとして、
例えばの話、東大に入りやすいのも、大企業に入社しやすいのも、
貧家の子より富家の子（東大や大企業が良いのかという疑問はおいとく）
そういうことがわかり、機会平等より先に結果平等をある程度実現させ、
社会の上層部に例えば女や少数民族系をある程度増やして、
社会を改革し、機会平等を実現させるという考え方。
それは逆差別であり、差別者であった過去の人間（過去の男や過去の
マジョリティ民族）の負うべき責任を、差別していない現在の男などが
なぜ負わなくてはいけないのか、という意見は根強くある。
そういう意見を理解した上で、それでも結果平等をある程度実現、
というのが差別撤廃先進国の多くの考え方。