12/03/31 07:38:46.36 +tczoxYz0 BE:2939673694-2BP(0)
犯罪者の人権を完璧に守るなら、刑務所を作って禁固してはならないはず
そうだろう?
しかし、基本的人権は、ある矛盾を生じることに気づく。その矛盾を解決するために
設けられた条文が、公共の福祉。
誰の迷惑になっても基本的人権は尊重し優先されるのかという命題
日本では、答えはNO
公共の福祉に反しない限り、基本的人権は尊重されるとなる
公共の福祉とは、全体の利益
例えば、そこに道路を作れば、全体の利益になる、しかし、誰か個人の家は潰さなければならない。
この場合、全体の利益が優先されて、道路を作ることが許される判決が出ることもある
その個人は、その家を立ち退かなければならない。財産権などの基本的人権が制限される。
公共の福祉、つまり、全体の利益が損なわれる可能性があるとき、基本的人権は
制限される可能性があるということ
刑罰ってのは、その人を社会に出したら、全体の利益(社会で生活している善良な市民の安全性)が
損なわれる可能性があるから、国が強制的に牢屋にぶち込んでるんでしょう。
基本的人権にはね、矛盾があるんだよ