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韓国の文化財庁は30日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に、韓国の代表的な食べ物である「キムチ」を人類無形遺産に、
李舜臣(イ・スンシン)将軍が記した「乱中日記」を世界記録遺産に申請すると明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。
今回、「乱中日記」「セマウル運動記録物」が世界記録遺産に、
また「キムジャン(キムチの漬け込み)文化とキムチ」「燃燈会」が人類無形遺産として申請される。
世界記録遺産は、ユネスコが主催する遺産事業の一つで、危機に瀕した歴史的記録遺産を最新のデジタル技術などで保全し、
広く一般に公開する。また、人類無形遺産は、芸能、伝承、社会的慣習、儀式、祭礼、伝統工芸技術、文化空間などが対象となる。
韓国メディアは、「乱中日記」は豊臣秀吉が朝鮮で起こしたとされる壬辰倭乱(文禄・慶長の役)時に、李舜臣将軍が記したもので、
戦争中に指揮官が自ら記録を残したという点で、世界でも類を見ない資料と説明。
また韓国の農村開発運動を記録した「セマウル運動記録物」は、国連で貧困撲滅の模範ケースとして認められたと紹介されている。
「キムジャン文化とキムチ」については、韓国の家庭に代々伝わる伝統という意味を持ち、世代間の媒介、
階層間の分かち合いにつながるものであると強調。文化財庁が昨年12月に行った調査では、
回答者の95.7%が直接作るか親戚が作ったキムチを食べ、80%がキムチを漬けたことがあると答え、今回の申請の後押しともなったという。
「燃燈会」は、新羅の時代から小正月に行われた国家的な仏教法会で、今は毎年、
釈迦誕生日にソウルで行われる燃燈行列が大祝祭となっていることが、人類無形遺産への申請につながったとされている。
文化財庁が作成した登録申請書は、電子メールで送付され、写真・映像などの審査に必要な資料などは、来週中に外交通商部を介して、
ユネスコ側に送られる予定だという。(編集担当:李信恵・山口幸治)
サーチナ 【社会ニュース】 2012/03/30(金) 12:22
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