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・スマートフォンの普及率は2009年には1%だったが、この3年間で36%に達していることが、
電通の調べで明らかになった。この1年間に最も大きく伸びたのは、昨年まで7%しか
なかった男女10代。ともに今年の利用率は30%を超えた。この結果について、電通は
「『社会人になったらスマホデビュー』はすでに古い認識になりつつあるようだ」としている。
スマホを使い始めて「ケータイのころより生活が楽しくなった」という人は89%。
「『スマホで充実生活=スマ充』なユーザーが9割にも達していることが分かった」(電通)
また「スマ充」を感じさせる要因を聞いたところ、ケータイ利用者に比べて「フルブラウザ」
「SNS・ミニブログ」「動画共有サービス」などを、格段に利用している人が多い。年代別で
みると、特に女性10~20代のスマホ利用者は「フルブラウザ」「SNS・ミニブログ」
「動画共有サービス」の利用率が他の年代よりも多かった。
スマホを利用することによって増えたことは何だろうか。「(ケータイのころは)出会うことの
なかった情報との接触」「付き合うことのなかった人との交流」が40%を超えた。
中でも10代で「出会うことのなかった情報と接触」と答えたのは80%を超え、「友人・知人との
交流」「付き合うことのなかった人との交流」を挙げた人も目立った。
電通では「スマホを利用し始めた若者はメールよりもSNS・ミニブログを使った友人、知人との
交流を得意とし、そこを通じて『リンク先にある面白いネタ』といった情報に接触していることが
うかがえる」と分析した。
インターネットによる調査で、関東圏に住む15~49歳の男女1000人(うちスマホユーザーは
358人)が回答した。調査時期は1月。(一部略)
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