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・ネット掲示板「2ちゃんねる」が、警察当局からの書き込み削除要請を過去に1000件以上
放置していたことが、警察関係者への取材で分かった。
8割は薬物関連で、同掲示板を舞台とした麻薬特例法違反事件を捜査している警視庁では、
ずさんな掲示板管理が違法行為を助長したとの見方を強めている。
2ちゃんねるでは、「削除ガイドライン」を公表し、誹謗中傷や他人の投稿への妨害など、
削除する対象を細かく規定。該当するかどうかは「削除人」と呼ばれる担当者が判断し、
対応している。明確な犯罪行為に関する書き込みについては「証拠保全」を理由に、管理人が
判断したケース以外は削除しないと主張しているが、警察幹部は「要請の段階で証拠は
押さえている。薬物の蔓延を防ぐために即刻削除に応じてほしい」と訴える。
2ちゃんねるの運営に携わる東京都内の20歳代の男性は、「もし違法薬物の取引などに
ガイドラインを超えて対応しようとしたら、今の態勢では無理」と話す。
男性によると、削除人を含め、運営の中心はネット上で募ったボランティアによって担われ
その人数は1999年の開設時から数えても300人程度という。約100人いるとされる削除人の
ほか、削除依頼の方法を利用者にアドバイスする「案内人」、掲示板運営を妨害する投稿を規制する
「焼部隊」などで構成される。
「削除人」は、「下級」「中級」「上級」とランク分けされ、削除できる権限が異なるという。単純な
書き込みだけを消去できる「下級削除人」として「修業」を積んだ後、認められると「昇進」していく。
「伝統的に削除を嫌う風潮が影響している」と見るのは、創成期に削除人を務めていた男性だ。
「削除人の間では、削除しすぎると強い批判を受けるため、削除に慎重な雰囲気が育っていった」と
振り返り、「そうした空気は、削除人を解任する権限をもつ管理人らの意向に左右されていたのでは」とみる。
「書き込む側の権利を尊重し過ぎ、削除を避ける傾向があったが、その被害を省みるべきだった」と
男性は2ちゃんねるの仕組みを批判した。(抜粋)
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