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★橋下市長、無責任すぎないか 労組攻撃材料の捏造問題 大阪
●「組合が脅している」と断言 思想調査の口実にも
「大阪維新の会」が大阪市議会で「交通局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していた」と
組合攻撃の材料に使った市長選用のリストが26日、捏造されたものだったと判明し、
「維新」代表としての橋下徹市長の責任が問われています。(藤原直)
市交通局によると、問題のリストは市のデータをもとに一人の非常勤職員によって捏造されたもの。
交通局職員1867人分の氏名や平松邦夫前市長を支援する「知人・友人紹介カード」の回収状況などが記載されていました。
その上、「紹介カードを提出しない等の非協力的な組合員がいた場合は、今後不利益になることを本人に伝え(る)」と
記すなど組合側が不当な影響力をあからさまに行使したかのように細工されていました。
●質問議員擁護
今回の件で濡れ衣を着せられたのは大阪交通労働組合(大交・連合加盟)。
橋下氏はこの問題を市議会で取り上げた「維新」の杉村幸太郎市議について「非常に慎重な言い回しで質問していた」と述べ、
「『維新の会』にも杉村議員にもなんの問題もない」(26日)といいはります。
しかし、事実経過は、とてもそうはいえません。
もともとリストは2月6日、杉村市議が職員から内部告発を受けたとして公表。
新聞各紙は当日の夕刊から「組合が選挙協力強要か」などと大々的に報道しました。
橋下徹市長も同日のツイッターで「今回のえげつなさは…組合が幹部職員も含めて、
従わない場合は不利益を与えると脅していること」と組合攻撃をエスカレートさせていました。
一方、疑いをかけられた大交が同日中にリストの作成を否定すると、
橋下氏は、かつて国会で問題になった「偽メールの様相を呈してきた」ともツイート。
いずれにせよ問題だと「徹底調査」を宣言しました。
このように当初から信ぴょう性が問題になっていたのです。(続く)
しんぶん赤旗 URLリンク(www.jcp.or.jp)
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