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電気自動車(EV)の技術開発を産学連携で進める新興企業「シムドライブ」は28日、
1回の充電で351キロ・メートルを走れる第2号試作車「シム・ウィル」を発表した。
各車輪にモーターを内蔵して動力の効率を高めたほか、
ドアに繊維強化プラスチックを使って重量も軽くした。
1回の充電で走れる航続距離は、昨年発表した1号試作車より3割程度伸びた。
日産自動車のEV「リーフ」の2倍近くにあたり、ガソリンに換算すると
1リットル当たり60キロ・メートル以上走る計算という。
電池など走るための部品をすべて床下に置く構造で、
高級車並みの室内の広さを実現したという。
開発には、東レや旭化成、仏自動車大手プジョー・シトロエン・グループや
独自動車部品大手ボッシュなど内外の34団体が参加した。
シムドライブは試作車の開発のみを行い、生産や販売は
他の企業に委ねる。2014年頃の量産化を目指す。
清水浩社長(慶大教授)は「過去30年間の開発で最高のEVができた」と強調した。
(2012年3月28日19時33分 読売新聞)
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