【経済】日銀の白川総裁、長期金融緩和策の“副作用”指摘at NEWSPLUS
【経済】日銀の白川総裁、長期金融緩和策の“副作用”指摘 - 暇つぶし2ch831:名無しさん@12周年
12/03/26 22:30:41.19 H55jZiq+0
Lessons From Japan?, Tim Duy’s Fed Watch, March 25, 2012
URLリンク(economistsview.typepad.com)

Mark Thoma経由で知ったが、FT Money SupplyブログのRobin Hardingが日銀の白川方明総裁の講演をレポートしている。
この講演は、積極的な金融政策から生じる問題について詳述したものだという。講演そのものへのリンクは見つけられ
なかったが(訳注:講演内容および和訳が日銀のページで公開されており、以下では一部に和訳からの引用を用いている)、
幸いなことにFTが重要な部分を引用してくれている。 最初の懸念は2つの部分から成っている。

“白川氏の最初の論点は、緩和的な金融政策は家計のバランスシートを修復し、痛みを軽減するが、
 一方で(家計だけでなく政府部門についても)バランスシートを急いで修復するインセンティブを削いでしまうというものだ。
 白川氏はまた、危機によってダメージを受けなかった家計が支出を繰り上げる事による緩和の効果は時間と共に
 低下するとも示唆している。 ”

最初の文は、「清算主義」アプローチの焼き直しのように聞こえる。バランスシートが修復されるまで支援するのではなく、
むしろ経済が崩壊するに任せよ、というわけだ。2番目の部分は、低金利によって繰り上げられるだけの支出しか存在しない
と言っている。これは目新しいアイデアではないと思う。ゼロ金利下限によって金融政策の効果が薄れることについては
よく知られている。ここで、LM曲線を金利が正の水平線(破線)として描いたのは、名目ゼロ金利下限とデフレーションに
直面した経済を表したつもりだ。そう、低金利の効果はゼロ金利下限が近づくにつれて弱まる。こうなると、支出を増加
させたければ、日銀はより高いインフレ目標への信認できるコミットメントを行う必要がある。言い換えると、金融政策の
効果が薄れたのは意外でも何でもない。まさにゼロ金利下限のもとで予測されるとおりのことだ。


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