12/03/25 22:25:53.35 0
>>1の続き
日本人は愛郷心と国家意識を分ける必要がある。自分の小さな共同体、
いわば「ふるさと」を大切に思う気持ちと、国家意識とは別。「ふるさと」は具体的な想い出だったり、
いろんなものが詰まっている存在だけれど、近代国家は「システム」です。
それがいつの間にか「故郷」を愛することが「国家」を愛することに同心円で一緒にされてしまった。
この二つは峻別すべきなんです。国境を越えた資本主義、グローバリズムの中では、
逆に「愛郷心」は大切にした方が良い。でないと逆に「ナショナリズム」に足をすくわれるから。
「コスモポリタン」なんて、単なる根無し草にしか見えない。郷土愛の根は大切にしたい。
それにしても今の「卒業式における国旗国歌の遵守」は、ただの教育に対する統制手段としか見えないけれど。
―大阪では教師が実際に歌っているか、校長が教師の口元をチェックしていたケースもありました。
もし氷上先生が大阪で校長をされていたら、どうしますか。
氷上:辞めちゃうよ(笑)。もっと生徒のためにエネルギーを注ぎたいもの。
―麻布の卒業式ではなにか特別なことをしたり、話したりされるんですか。
氷上:式後の祝う会では、いつも「いい男になれ」と話しています。それは「仕事が出来る男」
「家事育児が出来る男」、そして「学校に寄付が出来る男」という(笑)。
別にエリートにならなくてもいいから、「いい男」にはなってほしいと本気で願っています。
(おわり)
前スレ(★1:2012/03/25(日) 16:10:44.20)
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