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【河北新報】宮古の仮設焼却炉、来月稼働 4市町村のがれき処理 2月19日
投稿日: 2012年2月19日 作成者: 遠野市災害ボランティアセンター情報班
東日本大震災で発生したがれきを処理する岩手県宮古市小山田の仮設焼却炉が完成に近づき、地元関係者に18日、公開された。同市と岩手県岩泉、山田両町、田野畑村の4自治体のがれきを受け入れ、3月中旬に本格稼働の予定。2年間で5万8000トンを処理する。
焼却炉は、宮古地区広域行政組合の清掃センター敷地内にプラントメーカー、タクマ(兵庫県尼崎市)が建設した。県が同社に作業を委託する。
処理能力は1日95トンで、焼却前のがれきと焼却灰の放射性物質濃度を測定する。灰は奥州市江刺の最終処分場に埋める。公害防止対策として、煙や灰を処理する除じん設備を導入している。
岩手県によると、4市町村のがれきは、通常の30年分の処理量に当たる約106万トンに上る。
静岡県島田市に、試験焼却するためのがれきを搬出した山田町の沼崎喜一町長は「島田市の住民からは『なぜ自分たちで処理しないのか』というメールがあった。自助努力を示すことで、広域処理の協力が進んでほしい」と期待した。