12/03/25 00:35:13.53 ZoQpSfnV0
「勤務実績が良好でない」
勤務実績というのは、少なくとも当該年度における校務全般(授業・分掌業務など)
について判断されるものだ。
この先生が校務全般について勤務実績が良くない教員であったのならば、卒業式以前の
段階で処分がされていなければおかしい。そして、処分をしていなかった
とすれば、それは管理職および教育委員会、ひいては市長の責任である。
この先生が、卒業式というひとつの学校行事での行為によってのみ勤務実績が良くない
と見なされるのであれば、校務全般において国歌斉唱のあるふたつの学校行事(入学式と
卒業式)が、授業や分掌業務といった年度間を通して行われる仕事に優越することに
なってしまう。
教員の仕事で最優先されるのは、授業である。学校行事は授業ではないから、
学校行事における生徒の出欠は授業の欠席にはカウントされない(どの教科の欠席になるか
のか判断がつかないから)。また、ホームルームの欠席にもカウントされない。
単に、学校行事の欠席としてカウントされるだけである。