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長崎県西海市で、2女性を殺害した筒井郷太容疑者(27)=鑑定留置中=からストーカーや暴力を受けた
2女性の家族に対し、千葉県警習志野署が被害届提出の先送りを求めた直後、同署捜査員らが慰安旅行に
出かけていた問題で、殺人事件に至った経緯を検証した際、千葉県警本部の複数の調査担当者らが旅行の
事実を把握していたことが同県警への取材で分かった。
この中には、今月5日に被害者遺族に検証結果を報告し、謝罪した刑事部参事官のほか、生え抜きの
県警警察官トップである生活安全部長も含まれるが、キャリア組の刑事部長や本部長には報告して
いなかったという。県警は組織的に隠蔽(いんぺい)された可能性もあるとみて、警察官を処分する
監察官室を中心に再調査に乗り出した。
県警によると、旅行に参加したのは、習志野署でストーカー事件などを扱う生活安全課長をリーダーとする
当直担当グループの12人。同課員3人のほか、ストーカー行為をしていた筒井容疑者の、家族に対する
傷害事件の捜査に当たっていた刑事課員4人や地域課員2人など。「被害届の提出を1週間待ってほしい」
などと、捜査方針について説明した同署刑事課の捜査員も旅行に参加していた。
県警は殺人事件発生直後に、事件を防げなかった経緯を検証するための調査に乗り出した。県警本部の
刑事総務課や捜査1課、生活安全総務課の課員らが署員に対する聴取などを実施。昨年12月18日には、
担当者が慰安旅行の事実を把握したが、刑事部長や本部長へ報告せず、3県警による報告書にも
盛り込まれなかった。刑事部長に報告があったのは今月21日だったという。
この点について、県警刑事部の幹部は「どのような経緯で報告が行われず、どのレベルの幹部までが
知っていたのか調査する。旅行と事件対応との因果関係についても調査を行い検証する。処分については
調査結果に基づき判断する」と話している。
ソース
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