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フランス南部のユダヤ人学校で男が銃を乱射し、子供ら４人が殺害された事件
で、捜査当局は日本時間２２日夜、武装して立て籠もっていた容疑者の男の自
宅に突入した。男は逃げようとしたが、警察に撃たれて死亡した。 フラン
ス警察の特殊部隊は日本時間２２日午後７時過ぎ、ユダヤ人学校の事件など一
連の犯行を認めていたモハメッド・メラ容疑者（２３）の自宅に突入した。室
内を捜索したところ、発砲しながら風呂場から逃げるメラ容疑者を発見。激し
い銃声や爆発音が１０分以上にわたって響いた。メラ容疑者はその後、窓から
飛び降りたが、銃撃戦で死亡した。また、銃撃戦の際に警察官１人が足を撃た
れてケガをした。 サルコジ大統領は日本時間２２日午後９時過ぎ、「テロ
の暴力の前に、フランスは冷静に固い決意の下、行動した。これ以上、死者を
出すわけにはいかなかった。宗教的な憎しみをあおるテロは許さない」と述べ、
国民に団結を呼びかけた。 メラ容疑者の学校での事件は、ユダヤ人社会に
大きな影響を及ぼし、捜査当局は法の裁きを受けさせるため、慎重に説得して
いた。しかし、メラ容疑者が死亡したことで真相究明は難しくなり、現場には
静けさと疲労感が漂っている。
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