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衆議院会議録情報 第033回国会 法務委員会 第6号
第6号 昭和34年12月8日
○猪俣委員 今まで私どもに入った情報によりますと、今申しました民団関係、
それから韓国の代表部、それと連絡をとるところの国防軍の特務機関、こういうものが
何らか不穏な計画を立てている、そうしてその計画はおよそ三つある、こういう情報が
入っております。これに対して警察でもそれを確かめておられるのかどうか。
新潟の日赤センターを爆破するという計画がある。これは未然に発覚しました。
前から私は聞いておった、うそだろう、宣伝だろうとばかり思い込んでおったが、
それが出てきた。第二は輸送の汽車を爆破する。第一は、前に私どもに入った情報が
うそでなかったということが、もうすでに車進の逮捕によって明らかになっておる。
第二は列車の爆破。それがいずれも失敗に終わったときにはテロ団の活動、その目標は、
朝鮮総連の幹部と今回輸送船団の引き取りの指揮をしてきた北朝鮮側の責任者、
これに対してテロを行なう、こういう報情が入っております。とにもかくにも帰還を
何らかの形において妨害して、帰還業務を阻害しようというたくらみがあると
聞いておって、帰還者及び北朝鮮関係の人たちは非常に不安にかられておるのです。
こういう実情に対して、警察はどれだけの認識を持っておられるのか、そんなことは
あり得ないとお考えになっておるか、あり得るとお考えになっておるのか。私は、
最初宣伝だとばかり思っておりましたから、質問の当初申し上げましたように、
相当前に聞いておったことでもそのまま放任しておいたのでありますが、
この日赤センターの爆破、これがほんとうであったことは明らかになっている。
そうすると、第二、第三の目的も、これは単なる韓国側の宣伝的な
ものじゃないという考えになってきた。これに対して取り締まり当局はどういうお考えを
持っておりますか。
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