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春闘が大詰めを迎える中、非正規従業員の待遇改善を求め、郵政グループの社員らでつくる
「郵政産業労働組合」(郵産労)神戸中央支部の組合員が21日、神戸市中央区のJR元町駅前で
25時間のハンガーストライキ(ハンスト)に入った。東日本大震災を受けた今春闘は、
被災地の雇用改善を掲げる要求が目立つ。一方で非正規従業員が昨年末、
初めて1800万人を超え、不安定な雇用環境の改善が全国的な課題となっている。
初めてのハンストに臨んだ組合員らは「生きるために待遇改善を」と切実な声を上げた。(宮本万里子)
総務省の調査では、1984年に約600万人だった非正規従業員は、不況などに伴い年々増加。
正社員が84年以降3千万人台で推移しているのに対し、非正規は95年に1千万人を突破し、
2011年10~12月平均は1834万人と全体の35・7%を占めた。
日本郵政広報部によると、同グループは07年の民営化後、約20万人いる非正規社員の
正社員化を進めているが、試験による正社員登用は10、11年度(現在選考中除く)で計約1万人にとどまる。
郵産労神戸中央支部は今春闘で「非正規社員の10万人正社員化」の実現などを要求し、ハンストに踏み切った。
>>2へ続く
(2012/03/22 08:00)
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