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★映画「ジョン・カーター」、史上最大の赤字作になる可能性
・ウォルト・ディズニー生誕110周年記念の超大作「ジョン・カーター」が、映画史上
最も興行赤字の大きい作品になる可能性が出てきた。
米ウォルト・ディズニー<DIS.N>は19日、同作品が約2億ドル(約166億円)の赤字に
なるとの見通しを示したが、それが現実になれば、ギネスブックに「最も興行赤字の
大きい映画」として登録されている1995年の「カットスロート・アイランド」を超える
赤字作となる。ウィキペディアによると、「カットスロート・アイランド」の赤字額は
1億4700万ドル。
過去の不発作品としては、エディ・マーフィ主演の「プルート・ナッシュ」や、ペネロペ・クルスと
マシュー・マコノヒーが出演した「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」、ロバート・ゼメキス監督の
「少年マイロの火星冒険記」などがあるが、ウィキペディアの情報を基にすると、いずれも
赤字額は1億4000万ドルを超えている。
ただ、ハリウッド映画の赤字額については、不明瞭な部分が多いのも事実。映画情報サイト
IMDbの編集長キース・シマントン氏は「ハリウッドはあまり数字をオープンにしないので、
これらの作品の本当の予算を知ることはできない」と述べた。
複数の業界筋は、「ジョン・カーター」には制作費と販促費で3億5000万ドル以上が
つぎ込まれていると指摘。調査会社ハリウッド・ドット・コムのポール・ダーガラベディアン氏は、
同作品が収支を合わせるには、世界興行収入6億ドル以上が必要だとしている。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)