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今月4~7日にパリで開催された
パンの世界大会「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー」で、
10年ぶり2回目の優勝を果たした日本代表チームが21日、都内で記者会見した。
代表の3人はいずれも県内のパン店に勤務する「チーム神奈川」で、
「3年間の練習で培ったチームワークの勝利」を笑顔で報告した。
同大会は1992年から3、4年おきに開催されるパンのワールドカップで、
世界12か国の代表が参加する。各国の代表選手3人がパン、甘いパン、
飾りパンと、3人で作る調理パンの4種類で腕前を競う。神戸屋レストラン・キッチン
横浜店の畑仲尉夫(やすお)さん(42・飾りパン担当)、同・キッチンルミネ藤沢店の
長田有起さん(32・パン担当)、ポンパドウル製品開発課の佐々木卓也さん(42・甘いパン担当)が代表に選ばれた。
3人は、勤務の合間を縫って訓練を重ね、試作品は数十種に上り、味や見た目だけでなく、
思いも込めた作品に仕上がった。中でも地区予選の2か月前に決まった飾りパンは、羽ばたく
鶴を表現した。担当の畑仲さんは「鶴は絆が強いと図鑑で知った。東日本大震災で絆の
大切さを改めて感じている日本から、世界に絆を発信したかった」と話す。
昨年5月の地区予選は1位通過し、自信と勢いがついた。毎週合宿を行って、大会の
2週間前にもフランスで本番を想定した材料を使い、手順を練り直すなど、最後の追い込みをかけた。
本番では、会場が用意した小麦粉やバターが扱いづらかったり、冷蔵庫の温度調節が
うまくいかずに生地が思うように膨らまなかったりするトラブルが発生したが、その場で
配合や伸ばし方などを工夫して対応。一つしかない窯を使うタイミングもうまくずらし、
8時間の制限時間を超過するチームもいた中で、7時間30分で仕上げた。
イカマーガリン、いやソース
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