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韓国の「パチンコ」事情とは?
2006年、韓国では法律が改正されてパチンコが全廃された。
韓国のパチンコは日本のように玉を弾くのではなく、お金を入れると皿にメダルが出てきて、大当たりすると商品券が出る。
韓国では「メダルチギ」と呼ばれていた。
当初はゲームセンターという位置づけで広がり始め、2002年頃から大流行。
2005年前後の全盛期には、全国で認可を受けた店だけで約1万5000店に広がり、売上は日本円にして3兆円ほどもあったらしい。
それが2006年になって韓国当局は賭博行為を取り締まる法律を適用して続々と摘発。
ついに全廃となったのだ。
直接のきっかけは、高配当が出るように改造した機械の許認可や、
禁止されている換金行為に関連した贈収賄が発覚した「パダイヤギ」事件が起きたことです。
この事件をマスコミが徹底的に糾弾したことから、警察当局が取り締まりを強化しました。
当時の韓明淑首相は「射幸性の高いゲーム機が全国に拡大して、庶民の生活と経済に深刻な被害をもたらしたことを深くお詫びする」という主旨の談話を発表しています。
私が韓国に取材に行った際、日本語ができる貸切タクシーを利用しました。
そのドライバーの方も、一時はメダルチギにはまっていたそうです。
韓国のマスコミがメダルチギを糾弾したのは、贈収賄という不正行為というだけの理由ではありませんでした。
メダルチギ、つまり、パチンコ依存症で勤労意欲を失い、経済的に破綻していく人を生み出すことを問題にしたのです。
実際、日本語タクシーのドライバーの方も、時には仕事をさぼって打ち続けるようなこともあったということで
「国がメダルチギを全廃してくれて、本当に助かった」と告白してくれました。
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