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愛知県豊橋市の医療法人「豊岡会」が、2006年からの5年間で約50億円の診療報酬を不正受給していたことが21日、
関係者の話で分かった。厚生労働省によると、診療報酬の不正受給額としては過去最大規模という。
豊岡会関係者によると、愛知、静岡両県内にある4病院で看護師の数を水増しして看護師1人当たりの患者数を抑えたり、
看護師の月平均夜勤時間を少なく見せ掛けたりして、より多くの診療報酬を受けられるように装い、不正受給していた。
看護師や医師の配置が手厚いと入院料が高くなる制度を悪用し、虚偽の内容を記載していた。
関係者によると、21日までに「岡崎三田病院」(愛知県岡崎市)と「はまなこ病院」(浜松市)に、
厚労省東海北陸厚生局の監査が入っているという。
豊岡会で昨年10月に介護報酬約24億円の不正受給が発覚し、同厚生局が診療報酬にも不正がないか調べていた。
豊岡会は「このような事態を招き、深くおわびする。不正受給した分は返還する方向で準備を進めている」と話した。
介護報酬の不正受給をめぐり、愛知県などが同会に患者の一時受け入れ停止などの処分をしている。
豊岡会は1973年設立。浜松市や豊橋市などに医療、介護施設を持ち、床数は約1100。
診療報酬の不正受給をめぐっては、静岡県熱海市の「熱海温泉病院」で2月、約20億円の不正受給が発覚。
同病院は運営を継続できなくなったとして閉院した。
中國新聞
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