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【福岡】熊本大学大学院の内村圭一教授らは遺伝的アルゴリズム(GA)を使い、
面的な交通渋滞を緩和する交通制御システムを開発した。単純な道路での使用に
限られていたGAを、広範囲で複雑な道路網でも適応可能にした。シミュレーションでは
交通効率が約1・3倍に改善。ネットワーク応用技術研究所(福岡市博多区)と共同開発した。
今後実用化に向け、自動車教習所や離島で実証を進める予定。
内村教授らはGAの適用範囲を広げた「マルチエレメントGA」を開発、
交通制御システムに組み込んだ。交通信号の切り替え時間など、最適値の
組み合わせを求めて車の流れを効率化する。毎時約2万台の交通量に対応できる。
シミュレーションは幹線道路を含む、熊本市内4交差点からなるブロックの
実測データを基にした。ブロック内への車両流入量を毎時4800台と設定。
実測に基づいた信号の設定では、毎時流出量が同3325台だった。
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