12/03/20 22:00:37.00 0
>>1の続き
今月12日、大雪に見舞われた八戸市内でもLED式信号機に
雪が積もり、見えにくい状況となりドライバーを戸惑わせた。
同市田向の主婦(34)は「信号が見えにくいためか、赤でも進む車があった。
交差点に入る直前まで色が分からず、ヒヤッとしたこともある」と話す。
市内のタクシー運転手(53)は「LED信号機は夜間、遠くからでも
はっきり見えるが、大雪の日は見えにくかった」と改善を求めた。
LED式に関するこうした冬場の課題は以前から指摘されており、
同課は11年2月から青森市内6カ所で、着雪防止に向けた3種類の実験を進めている。
一つは「フラット型」で、信号機全体の前面を平らにし、着雪や積雪を防止する方法。
二つ目は、レンズの上半分に半球型のカバーを付ける策。
最後は、電線が入った薄いフィルムをレンズに貼り付けて発熱させる「フィルムヒーター式」の検討。
しかし、どの種類の実験でも吹雪の時には効果が出にくく、決定打とはなっていないという。
同課は「実施中の実験結果を踏まえ、どのような方法がよいかを検討していく」と話している。(吉田有花、上ノ山絢)
【写真説明】
大雪に見舞われた日のLED式信号機(上)と従来の電球式信号機(下)=12日、八戸市内
(おわり)