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ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08)
URLリンク(www.rist.or.jp)
2.確定的影響と確率的影響に対する線量限度
確定的影響は、被ばく線量の増加に伴い重篤度が増す放射線障害であり、それぞれの障害が発生
するしきい線量がある。確定的影響には、例えば脱毛、不妊、白内障等がある。被ばく線量をしきい線
量以下に制限することにより、確定的影響の発生は防止することができる。
一方、確率的影響は被ばく線量の増加に伴い、発生率が増加する放射線障害である。確率的影響
には、例えばがん、白血病、遺伝的障害等がある。障害が発生する確率は、被ばく線量(あるいは線量率)
に比例して増加することになる。障害発生のしきい線量(発生確率がゼロ)は存在しないことになる。したがっ
て確率的影響は、被ばく線量を合理的に達成できる限り低く制限することによって、その発生確率を容認で
きるレベルまで制限することになる。
※このページにおいては残念ながら図表が一致していない箇所があるので、図表の一括ダウンロードをして見たほうがよさそう。
このサイトは原子力村URLリンク(www.rist.or.jp)によって書かれたサイトではあるが、
図表も豊富であり、この一連のテキストを覚えれば放射線に関する何らかの資格に合格するかもしれない(笑)