12/03/20 18:31:20.60 0
福岡県久留米市のＪＲ久留米駅近くにある鳥飼校区周辺で１月下旬から、民家や神社などを
焼く不審火が６件発生、住民は不安を募らせている。既に久留米署が夜間パトロールを強化して
いるほか、久留米消防署と地元消防団も１９日夜から校区内の巡回を始めた。
同消防署によると、１月２６日午後１０時４０分ごろ、同市大石町で倉庫下に落ちていたごみが
燃えて壁を焦がすぼやが発生。同月２９日午後１１時ごろには同市瀬下町の空き家から出火、
民家など計４棟を全焼した。２月１９日午後１１時５０分ごろには同市梅満町の空き家を全焼する
火災が起き、３月１７日午後１０時ごろにはすぐそばの神社本殿から出火、全焼した。
発生時間は夜間で、人目につかない場所が多く、「空気が乾燥していることもあり火の回りが
早く、延焼や全焼など損害も大規模になっている」（消防署）という。
全焼した神社近くに住む女性は「空き家の火事が続き、別の神社でも不審火があったばっかり。
誰かが火をつけて回っていると思うと気持ち悪い」と不安げに話した。
一連の不審火以外に、１９日午前２時ごろには同市大石町で民家３棟を全焼し、男性１人が
死亡、女性１人が全身にやけどを負う火災が発生。久留米署などが出火原因を調べている。
こうした事態を受け、久留米消防署は１９日夜から、地元消防団と連携して夜間の校区内の
巡回を開始。校区まちづくり協議会と協力して放火対策のチラシを準備し、校区内の約２８００世帯
に配布や回覧することも決めた。チラシでは、防火灯などで暗がりをなくす▽紙くずなど燃えやすい
物を家の周りに置かない▽空き家や倉庫は必ず施錠する－などの注意を呼び掛けている。
同協議会の寺崎重行会長（７６）は「住民の不安が高まっている。自主パトロールなど自分たちで
できる防火活動も考えたい」と話している。
ソース 西日本新聞 2012年3月20日
URLﾘﾝｸ(www.nishinippon.co.jp)