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○震災がれきでワカメ育てる実験
東日本大震災で出たコンクリートのがれきで作ったブロックを海に沈めて、
ワカメやコンブを育てる実験が岩手県と青森県の被災地で行われることに
なりました。
この実験は、震災で出た大量のがれきの処理を進めるため、水産庁が、
岩手県の大槌町と宮古市、青森県八戸市で行うもので、19日、大槌町で
報道陣を対象にした説明会が開かれました。
実験では、地元で出た防潮堤や防波堤などのコンクリートのがれきを縦横
2メートル、高さ1メートル50センチの大きさのブロックに固めて、沖合の
水深10メートルの場所に沈めるということです。
また、ブロックの表面には、ワカメやコンブが付着しやすいよう、がれきの
でこぼこは残され、今月中に3つの自治体で合わせて146個沈めるという
ことです。
水産庁の委託を受けて実際に実験を行う漁港漁場漁村技術研究所は、
実験を通してブロックが海の中で壊れないかや、ワカメやコンブが順調に
育つかを確認したいとしています。
漁港漁場漁村技術研究所の伊藤靖第2調査研究部長は「現地のがれきを
使うことで、原材料費と輸送費を抑えながら漁場の復興を進めることができる
画期的な方法だと思うので、実験をぜひ成功させたいです」と話しています。
□ソース:NHK
URLリンク(www3.nhk.or.jp)