12/03/20 16:51:17.60 O6wfcYd90
>>104
海外のメディアはちゃんと見破ってる。
法律では原発事故と地震が同時に起こるとい うことすら想定していなかったのです。 菅直人はこの時、原発で起こりつつある 非常事態について、ほとんど情報を得ていな かった。
首相である彼は、テレビの報道で初めて、 福島第一で爆発があったことを知ることにな る。 東電からは、その事故の報道があって1時間 以上経っても なにが原因でどういう爆発があったのかとい う説明が一切なかった。
あの状況では確かに詳しく究明することは難 しかったのかもしれないが それでも東電は状況を判断し、それを説明し なければいけなかったはずです。 しかし、それを彼らは充分に努力しませんで した。
2011年3月15日、災害から4日経ってもまだ 東電と保安院は事故の危険を過小評価し続け ていた。 しかし東電は菅首相に内密で会い、 職員を福島第一から撤退させてもいいかもいいか打診 した。
今撤退させなければ、全員死ぬことになる、 というのだ。 それで私はまず東電の社長に来てもらい 撤退はぜったい認められない、と伝えた。
誰もいなくなればメルトダウンが起き そうすれば莫大な量の放射能が大気に出るこ とになってしまう。 そうなってしまえば広大な土地が住めない状 態になってしまいます。
菅は初めから東電を信用できず 自分の目で確かめるためヘリコプターで視察 した。 しかし首相である彼にも当時伝えられていな かったことは フクシマの3つの原子炉ですでにメルトダウ ンが起きていたということだ。
それも災害の起きた3月11日の夜にすでに。 東電の報告にも、東電を監査していた保安院 の報告にも 燃料棒が損傷しているとか メルトダウンに至ったなどということは一言 も書かれていなかった。
3月15日には、そのような状況にはまだ至っていないという報告が私に上がっていまし た。