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日本人とは自分をネコだと思っているトラの事である
何かの本で読んだイギリス駐在の若手外交官の話。
日英間でちょっとした懸案事項が持ちあがったので、政府間で話し合う
前にその外交官がイギリス側の担当者と事前調整をする事になった。
ところが会って話してみると、相手は一方的にぺらぺら話をするだけで
埒があかない。日本語がわかりにくいというが、キングスイングリッシュも、
意図的にわかりにくくする事のできる言葉なのだ。その上、表情や態度から
明らかにこちらをバカにした空気が読める。
その外交官は、しゃべり続けるイギリス人を制して「あなたの言いたい
ことはまるで分からないが、イギリス政府がこの問題を誠意を持って解決
しようとは思わないと言う事は理解した。そのように本国に報告する」と言って、
静止する別のイギリス人担当官を振り切って大使館に帰ってしまった。
日本では報道されなかったがイギリス議会では大騒ぎになったらしい。
その若手外交官は交渉のテクニックとして相手の人種ハラスメントを
逆手にとって、話を有利に進めるつもりだったが、向こうの次官級が
大使館を訪れ、謝罪した上、担当者を変えたからもういちど席についてくれと
お願いされたらしい。その時、その次官級のイギリス人が言ったのが上の
言葉。
そして「変えられた担当者は?」と聞いた時の答えは、「かるく引っかいたつ
もりかもしれませんが、虎の一撃を食らった人間がどうなるか考えてください」
こういう時代はもう二度とないのか?