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JR西日本の駅員が定期券を不正に再発行するなどして現金を着服していた問題で、
同社は19日、新たにJR山陽線明石駅の男性駅員(50)が同様の手口で、
約5年8か月間に659件、計約8600万円を着服していたと発表した。
同社は男性駅員を詐欺容疑などで兵庫県警に告訴した。不正に協力した7人の同僚
駅員とともに、懲戒処分にする方針。
同社によると、男性駅員は、破損した磁気定期券を無料で交換できる手続きを悪用。
2006年6月~今年2月の間に、破損した定期がないのに、架空の名前を使って
再発行手続きをし、この定期を払い戻して現金を着服していた。
内規では、1日の業務が終わった後、窓口担当の駅員が、回収した破損定期券と
再発行記録の照合作業を行うことになっているが、照合は行われていなかった。
同社の柴田信常務は「管理体制が不十分だった。再発防止に努めたい」としている。
男性駅員は、不正で得た全額を受け取り、端末の操作などで協力した同僚駅員のうち
20歳代の6人に40~90万円を渡したほか、飲食や旅行にも連れて行っていた。
男性駅員は「ギャンブルや旅行に使った」と話し、協力した駅員の1人は「男性駅員に
嫌われたくなかった」と説明しているという。
先月、大阪環状線天満駅の男性駅員(31)(懲戒解雇)が約2400万円を着服した
ことが判明したことを受け、同社は破損した定期券がないまま、再発行するなど、
約3000件の不審なケースを調査し、明石駅の不正がわかった。
ほかに、福知山線新三田駅に勤務していた男性駅員(28)が16万円を着服したことも
判明した。
▼YOMIURI ONLINE(読売新聞) [2012年3月19日22時09分]
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