12/03/19 21:12:23.14 0
(>>1のつづき)
では、テレビ業界の反応はどうか? 某キー局の社会部記者の見方は冷ややかだ。
「僕らは古舘さんお得意のパフォーマンスだと見ています。正直、何を今更っていう感じですね(苦笑)。
どこの局も同じような姿勢で取材をしているし、また、圧力というけど、そもそも原発事故に関しては世論の
後押しもあり、今は東電や政府を批判しても問題ありませんからね」
実はそうした受け止め方が大半だったのだが、やはりというか、原発利権の根深さを感じさせる声も
少数ながら聞かれた。
「何年先、何十年先かわかりませんが、政府が東京電力を生き返らせたとき、あまりに批判しすぎるとCMを
入れてもらえない可能性がある。営業サイドとしては、やりすぎないでほしいというのがホンネ」(別のキー局関係者)
果たして、突然の発言は、本気の決意表明だったのか、パフォーマンスだったのか。古舘氏に近い関係者に聞いた。
「パフォーマンスでも、言わされたわけでもなく、古舘さん本人の強い決意表明だと思います。古舘さんは
福島第一原発の20㎞圏内にも入っているし、避難区域でも精力的に取材を続けている。放射能汚染の実情を見て、
自分の言葉で語らずにいられなかったのでしょう。さすがだったのは微妙な言葉の言い回し。『原発事故を追及する』
と言っていますが、“反原発”とは言っていない。自分の態度を鮮明にしつつ、なおかつテレビ局側にもある程度の
配慮をしているのです」
いずれにしても、古舘株が上がったのは確か。ぜひとも有言実行してもらいたいところ。最後に山本氏がエールを送る。
「古舘さんや報ステのスタッフがその気持ちで取材に取り組んでいくのであれば、原発問題の潮目は大きく変わって
いくはず。古舘さんの発言は、そのキッカケづくりになると思います。国民にとって本当に必要な情報を提供すれば、
視聴率もグングン上がっていきますよ。期待しています!」
(おわり)