12/03/19 20:39:08.08 0
働かないので時間がある。働かないけど、ある程度の収入はある……。そういう人にとって、時間がつぶせて、
ドキドキハラハラできて、総合的には損をするけど、ときには儲かったりする絶好の行為がある。そう、
それはギャンブルである。もっとも身近なギャンブルはパチンコやパチスロ。他にも、競馬、競輪、競艇、
オートなど、スポーツ新聞で確認すれば、月曜から日曜までどこかでギャンブルが開催されている。
高知にいくと、龍馬空港から高知市内に向かう国道沿いにパチンコ屋がたくさんあり、その近くには申し合わせた
ようにサラ金各社の無人契約機を設置した簡素な建物がある。その光景に驚いた筆者の顔を見ながら、車に同乗
していた地元紙の記者が「仕事がないんですよ。暇だからパチンコをするんです。原資は生活保護費が多いですね」
と話してくれた。
おそらく、そんな光景が見られるのは高知だけの話ではあるまい。一般的に「地方」と呼ばれる地域の国道沿いは、
すべてがそうだとは言わないが、似たような光景が見られる場所が多いのではないか。地域経済の疲弊が仕事の
現象をまねき、生活保護を受ける人を増やす。時間があって小金を持ち合わせていれば、ついついギャンブルに
通ってしまうという人も多くなるのは必然である。
週刊ポスト2012年3月23日号に「原発避難者 失業手当と賠償金で働くのバカらしくパチンコへ」という記事が
掲載されている。記事によれば、「行政による被災者への“生活保護”の厚遇ぶりが、逆に復興を遅らせていると
指摘されて」おり、「一部の被災者には、『働かない方が震災前に比べて収入が多くなる』という異常なケースが
生じている」のだという。
(>>2-10につづく)
▼ガジェット通信 [2012.03.19 17:00:03]
URLリンク(getnews.jp)