【原発問題】異常な興奮状態にあった当時の菅直人首相の発言そのまま記録を懸念 東電本店での菅氏怒声録音停止は官邸側の意向か★3at NEWSPLUS
【原発問題】異常な興奮状態にあった当時の菅直人首相の発言そのまま記録を懸念 東電本店での菅氏怒声録音停止は官邸側の意向か★3 - 暇つぶし2ch582:名無しさん@12周年
12/03/19 21:53:33.74 oxtXNdq50
★ 第5章 日本崩壊の瀬戸際  東電撤退 統合本部   2
大鹿 靖明 (著)「メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故」 講談社 2012/1発行

 乗り込んだ福山は、東電の社員たちの意外な緊迫感の欠落に面食らっている。不眠不休で極限状態に
さらされてきた彼らからすると、当然、そうとうの緊張感がみなぎる空間であろうと思われた東電本店
2階の対策本部の雰囲気は、だが、まったくそう見えなかった。「もっとピリピリしているかと思ったら、
ざわついているし……」。中には「あ、菅総理だ」と見物しようとする社員もいる。「お願いします。
作業を中断しないでください」「手を休めないでください」、福山は何度も大声を張りし上げなければ
ならなかった。
(中略)
対策本部の……準備ができ次第、対策本部を福鳥第二に移すこととし、避難いたします」(……は判読
できず)と書いた後、ペンで消し、文面を「念のため対策要員の一部が一時、作業に必要な要員を残して
避難します」と書き直して連絡した。午前6時37分発信の彼の70回目の15条通報だった。そのあとの
午前7時には「念のため監視、作業に必要な要員を除き、一時退避することに内容を修正いたします」と、
訂正のファクスを送っている。
 福島第一原発にはこのとき650人がいたとみられるが、このうち注水作業などに必要な70人程度を残し、
一時、福島第二原発に退避することを決めた。残った男たちは後に「フクシマフィフティーズ」と、
その勇敢さをたたえられるようになる(フィフティーズといわれたが実際は70人だった)。
 菅や細野たちと勝俣ら東電幹部が、対策本部の大部屋と同じフロアにある小さな会議室に移った後、
大部屋に残された東電の面々は突如総理に具申する文面を作り始めた。
 「いまから稟議書をつくります」と誰かが大声で叫ぶ。「総務部長、文章をつくって」。
総務部長らしき人物が「退避の件、……でいいでしょうか」と、つくった文案を読み上げる。
その紙を回して承認をとっていく。最後に社長の清水が稟議書を承認した。
 この緊急時に稟議書かよ、一部始終を見ていた寺田は愕然とした。



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