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・読売新聞社が16~18日に行った世論調査で、府民の支持率が70%以上に達した
橋下大阪市長。支持理由として最も多かったのは「指導力がある」だった。
一方、昨年11月の大阪ダブル選で同時に当選し、橋下市長が代表を務める大阪維新の
会幹事長の松井知事は、支持率55%。改革の方針を積極的に打ち出す橋下市長の
人気の高さが突出した。
橋下市長を支持したのは、男性73%、女性72%と、男女とも7割を超えた。年代別では、
最も高かったのが30歳代の8割弱。最も低い70歳以上とは10ポイント強の差があった。
支持する理由を二つまで選んでもらったところ、最多の「指導力がある」は54%。
次に多かったのが「政策に期待できる」と、「発信力がある」で、いずれも37%。
「改革の姿勢や手法がよい」の22%が続いた。
一方、「支持しない」は19%。その理由(二つまで回答)は、「独裁的だ」が最も多く約7割、
次いで「発言が二転三転する」が3割弱だった。
松井知事を支持したのは、男性56%、女性54%。年代別では、30歳代が約6割で最も高く、
一番低かった70歳以上が5割強だった。
松井知事を支持する人のうち、95%が橋下市長を支持。松井知事を「支持しない」とした人でも、
35%が橋下市長を支持するとした。
■政策
橋下市長と松井知事が市、府両議会で成立を目指す教育基本条例案については、
「賛成」が過半数を占めたが、反対も24%。現行の教育行政を大きく変化させる条例案だけに、
根強い反対意見があることをうかがわせた。
ただ、「反対」とした人の中でも、43%が橋下市長を支持しており、個人的な人気の高さを裏付けた。
また、大阪維新の会が掲げる都構想については、「賛成」が33%、「どちらかといえば賛成」が31%。
男性は「賛成」が42%、「どちらかといえば賛成」が27%だったが、女性は「賛成」が24%で、
「どちらかといえば賛成」が34%だった。
都市別では、大阪市で「賛成」「どちらかといえば賛成」が約6割。竹山修身市長が都構想からの
離脱を宣言した堺市でも、ほぼ同じだった。
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