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>>627続き 2004年5月23日掲載
原発事故が日本で起きるかどうかという問題ではなく、いつそれが起こるかである。
日本も、チェルノブイリ事故後の旧ソ連のように、将来の世代を傷つける放射線障害に苦しむ国となり、
耕作地に広がった汚染が人々の健康を確実に蝕むであろう。日本経済は二度と回復できないかもしれない。
巨大地震の甚大な危険性、多くの深刻な安全性問題や核廃棄物処分問題を
考えるならば、今が日本にとっては、原発を半減し、天然ガスのような化石燃料に転換する
その時期であり、急がなければならない。
このプロセスは、新しい発電所を建設するよりも安上がりであり、米国の原発のいくつかは、市民が電力会社にエネルギーの転換を迫ることによって、
天然ガスに代わっている。 コロラド州のフォート・ストリート・ヴレイン原発は、原子炉に問題がたびたび生じて、
つい最近、実際に化石燃料の天然ガスに転換した。それ以前の原発としては、
シンシナティ州のジマー発電所があり、これはもともとは原発として設計されたものが、
運転開始前に天然ガス発電所に転換された。この切り替えは、どのプラントでも、
新しいプラントを建てるコストの僅かな分(20~30%)で可能だ。
既存のタービン、トランスミッション施設、土地はそのまま使える。
天然ガスへの転換後、フォート・ストリート・ヴレイン発電所は、
原子力に比べより効率的でコストが安くなったうえに、2倍の電力を生み出した。
日本の将来の世代と経済を救うために、原子力から化石燃料への転換を図る時期は、
今である。