12/03/18 23:38:03.87 0
>>2の続き
やっと見つけたこのバイトは、フルタイムで働いても月給17万円。家賃の7万円を引いて、大学の奨学金を返したら、後は生活費に消えるだけで、
自由になるおカネはほとんどありません。もう転職は諦めました」
爪に火を点し、食べることだけに汲々とする毎日だ。
「恋愛関係は完全に干上がっています。この間、久しぶりにお酒を奢ってもらった男性に口説かれていい感じになったのですが、
その時穿いていたパンツのゴムが伸びきっていることを思い出し、速攻で逃げました」
神奈川県某市にあるシェアハウスに住む倉田由美さん(27・仮名)は、力なく笑う。
「引かないで下さいね? 私、週に一度しか身体を洗わないんです。1回シャワーを使うと100円かかるから、極力節約しています。
手取り10万円ちょっとの貧乏女子には手痛い出費ですから・・・・・・」
学習塾のアルバイト講師として働いているが、月収は12万円に満たない。
駅から10分の距離にある2階建てのシェアハウスには、倉田さんと同じような懐事情の女性12人が生活している。
「シャワーやトイレ、キッチンは共同ですが、月の家賃は5万円ちょっとです。部屋は4畳半ですが、
2段ベッドやエアコンが据え置きで、敷金や礼金も要りません。この家の女の子は、みんな〝貧困女子〟ですよ。
私のようにアルバイトの子もいれば、正社員の女性もいます」
倉田さんは長野県の4年制大学を卒業後、都内の生命保険会社に2年間勤務。去年から塾講師のアルバイトを始めたが、
生保時代に貯めた虎の子の100万円を切り崩して生活しているという。
「生保の営業をしていた時は、手取りで26万円ぐらい収入がありましたが、ストレスで倒れ、自分には合わないと思い辞職しました。
今は週に5回、フルタイムで働いても生きていくだけで精一杯です。
給料日の前は、三食菓子パンを牛乳で飲み込んでお腹を膨らませます。栄養が足りないのか、
いつも口内炎ができていますね。美容院に行くのは半年に一回。もうずっと、ユニクロの防寒着以外は洋服を買っていません。
ここに住んでいる子とは、『私たち、一生結婚できないかもしれないね』なんて悩みを相談し合っています」
>>4へ続く