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米国の反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)がオーストラリア国内の拠点にしている南東部ホバートで、
同市の市議会議員が市庁舎の屋根に、SSの海賊旗を掲げるための動議を3月中にも市議会に提出する。
地元紙マーキュリーが報じた。同紙は公式サイトでこの提案について
アンケートを採っているが、9割以上の賛成が得られている。
毎年、日本の南極海調査捕鯨妨害キャンペーンを展開するSSにとって、
ホバート港は給油や物資補給を行う事実上の母港。
動議を提出する市議会議員は、SSを豪州政界で支える緑の党に
所属しており、ホバートは同党党首のボブ・ブラウン氏の選挙基盤でもある。
市議会議員は動議の理由について、「ホバートをシー・シェパードの名誉港にするため」と説明。
一方、地元のSS活動家は「ホバートはシー・シェパードにとって戦略的な港であり、
多くの市民から多大な支援を受けている」と話している。
2012.3.18 20:38
URLリンク(sankei.jp.msn.com)