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国家試験も終了し、2012年4月、いよいよ6年制薬剤師が初めて
輩出されるわけですが、「果たして『新』薬剤師はどれだけ増加するのか?」…この疑問は、
当事者である薬学生だけでなく、既存の薬剤師、各薬系大学、勤務先となる調剤薬局や
ドラッグストア、我々のような薬剤師を扱う人材エージェントなどなど、多くの関係者が注目し、
成り行きを見守っている事象だと思われます。
改めて整理をしておきますと、予測されていた2012年4月からの6年制薬剤師の輩出による
「薬剤師不足時代から過剰時代の到来」は、
①6年制の薬剤師国家試験の合格率は、4年制時と変わらない
②薬学部定員数が約8,000から13,000に増加し、輩出される薬学生の総数が増える
という、2つの点に依拠していました。①に関しては、もう数週間も待てば
結果がでることですし、どこまでいっても予測・推測の域を出ませんのでここでは
詳しく言及することを避けますが、②の「薬学生の増加」に関しては、現時点でもその
前提に関して大きな「誤差」があると言えそうですので、いくつかのデータを元にお話をさせていただきます。
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