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日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター(鏡野町)などは15日までに、東日本大震災で
発生したがれき受け入れについて県南部で行ったアンケートの結果をまとめた。
消極的意見も含め賛成が8割を超えた一方、7割ががれき中の放射性物質への懸念を表明。
安全への根強い不安が浮かんだ。
核燃料のウラン濃縮を終えた同センターは設備の廃止を進めており、震災後の県民の核廃棄物に対する
意識把握へ調査を実施。廃棄物問題の研究など行う岡山大発のベンチャー・廃棄物工学研究所
(岡山市北区津島中)に委託し昨年12月、廃棄物に関する約50項目について岡山、倉敷市内の千人に郵送で
質問、530人が回答した。
「居住する自治体が処理に協力することに賛成か」との問いには、とてもそう思う34%▽まあまあそう思う26%
▽どちらかといえばそう思う27%―と、計87%がおおむね賛成とした。
一方、約半数の計49%が放射性物質の拡散の恐れがあり、がれきを移動させるべきでないと回答。
計69%は受け入れによる放射性物質汚染を懸念した。受け入れた際の行政の適切な情報公開を疑う意見は
計73%。政府が放射線リスクの情報を隠している―との声も計81%に上った。
ソース
山陽新聞 URLリンク(www.sanyo.oni.co.jp)