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・AV女優のプライベートがネット上で暴かれる事件が立て続けに起きている。昨年、人気AV女優・
きよみ玲が所属していると思しき“某大学のゼミ写真”が晒されたほか、遠藤ななみ、
柚木まい、紗倉まなといった女優たちも大学や勤め先の会社名が暴かれ、なかには本名が
特定されたケースすらある。
これらの「特定しました」と書かれているネット上の情報を、女優やメーカー側が自ら認めた
わけではない。しかし、このことが話題になったタイミングで、当該の女優がPR活動を自粛したり、
時には引退にまで追い込まれているのは事実。デビュー作の発売直前に現役の京大生で
あることが暴露された柚木まいに至っては、発売自体が中止になった。
こうしたいわゆる「ネット晒し」は、これまでも芸能人やブロガー、時には素人相手にも“祭り”の
ようにたびたび起きており、決して珍しいことではない。しかし、なぜAV女優ばかりが立て続けに
狙われるのか。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう解析する。
「ある意味でAVはネットの『メインコンテンツ』のひとつ。なので、AV女優に対してもネット民は
興味を持っています。誰かがネットに『会社の同僚にAV女優がいる』などとバラせば、そこに
ネット民たちが群がり、情報を収集しだす。そして、たちまち特定されてしまうのです。そんな“祭り”の
情報を彼らは常に狙っていますから」
本人特定に至るパターンの多くは、プライベートの彼女たちが他人のブログやHPなどにたまたま
登場しているところを発見されるのがほとんど。しかし、なかには自身のツイッターやブログで
ヒントになってしまう情報を自ら発信してしまった女のコもいる。実際、3月に“現役の高専生”と
指摘された紗倉まなは、ツイッターの内容と学校のスケジュールがかぶっていることから特定された。
「俳優やアイドル、グラドルに比べてもSNSやブログなどを利用しているAV女優はたくさんいます。
しかし、危機意識の薄いコが多いように感じますね。芸能人以上に身元などの細かな個人情報が
漏れないように気を使わなければならないと思うのですが……」(抜粋)
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