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★晩婚化の原因は"いい男"が減ったから―筒井淳也氏の語る日本人が結婚しなくなった理由
・テーマは、「日本人はなぜ結婚しなくなったのか」。この疑問を、立命館大学准教授を務める
社会学者の筒井淳也氏に聞きました。
―若者の中には、「結婚することにメリットなんかあるの?」と思ってしまう人も多いと思うのですが
筒井氏:結婚は「メンタルなサポートの安定供給源としては、比較的効率がいいやり方だ」、というのが
わたしの考えです。そうじゃないやり方、たとえば複数の友人関係によってお互いにサポートしあうと
いうやり方もあってしかるべきだと思いますが、じゃあそれが結婚に取って代われるかというと、
そこまで強力な仕組みにはならないと思います。これはまだ仮説に過ぎないのですが、「比較的
長期間つき合っている、相手の事情がわかっている間柄であれば、アド・ホックな付き合いよりも
それだけ効率的に相手を支えることができるのではないか」と思うのです。
メンタルな満足と同時に、もうひとつわたしが結婚のメリットだと考えているのは、保険の機能です。
自分が倒れたときに誰が自分を支えてくれるのか。兄弟はおそらく自分の家族や配偶者を支えるので
精一杯。親は先に死にます。このように考えていけば、やはり配偶者に最終的な安心を求めたくなる
気持ちは、とくに50、60代になれば大きくなると思います。若いうちはとてもそうは思えないでしょうが。
―日本では「婚姻率の低下=出生率の低下」と考えることができると思います。日本人が結婚
しなくなった理由を教えてください。
筒井氏:少子化の原因はまず大きくふたつに分けることができます。ひとつは晩婚化。もうひとつは
結婚しても子どもを生まなくなっているということ。大きいのは晩婚化です。現在までの日本の少子化の
原因は8割がた、晩婚化で説明できるのではないかといわれています。
(>>2-10につづく)
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